ご近所に思う
週末は帰省し、地元の夏の空気を吸ってきました。
金曜の夜、地元は雨。
母曰く、「今日は涙雨なの」と。
ご近所の奥さん(母と同世代)の方が亡くなり、告別式があったとのこと。
またその日に、両親が仲人をした方が亡くなられたりと。
当たり前なんだろうだけど、自分が子供の頃とご近所の様相も大分変わりました。
向かいにおじいちゃん、おばあちゃんが住んでいた家は数年前に無くなりました。その家の石段のとこに腰掛けてうちの祖母とそのおばあちゃんはよくおしゃべりしてた。
隣の家には、おじいちゃん、おばあちゃんと娘さん3人で住んでいて、小さい頃はよくお菓子をいただいていた。
ここのおばあちゃんは本当に優しくって好きだったなあ。
そのお家は今は誰も住んでいない。
4階建てのビルは、入っていた会社が倒産し空きビルに。
地震を機に壊され空き地になった場所も、新しく建て替えた家も。
しんみりしてしまうけど、反対に私世代の人が新しく家族を持ち、その子ども達を見かけたり、ずっと1人で住んでいたおばあちゃんの家にそのご家族が一緒に住むようになって賑やかになったり。
10年前は、20年前は、と思い出し、少しずつ確実に変わっていくのだと思いました。
そして私はやはり地元が好きだ。